ゴールデンレトリバーを初めて迎えた日のこと ── ワクチン前の1ヶ月、喜びと大変さのリアル

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ゴールデンレトリバーを家に迎えることを決めたとき、正直なところ「かわいい」という気持ちだけで飛び込んでしまっていました。今から6年前の5月のこと。あの頃のことを振り返ると、大変だったことも含めて、どれも大切な記憶になっています。

これからゴールデンレトリバーを迎えようとしている方や、まだ慣れない毎日を送っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

お迎えの日、車の中で
お迎えの日。帰りの車の中で。

最初の難関:トイレトレーニング

子犬を迎えてまず直面したのが、トイレのしつけです。

ゴールデンレトリバーは体が大きいだけあって、粗相のスケールもなかなかのもの。「また失敗した……」と何度ため息をついたかわかりません。ペットシーツをあちこちに広げて、トイレの場所を覚えてもらおうとするのですが、最初のうちはまったく見当違いの場所でしてしまうことの繰り返しでした。

初日のケージの中で
おうちに来た初日。ケージの中でこちらを見ていた。

大切なのは、失敗しても叱らないこと。叱ってしまうと「トイレ=怒られる」と覚えてしまい、かえって見えないところでするようになってしまうそうです。

ひたすら成功したタイミングを見逃さず、たくさん褒める。シンプルですが、これを根気よく続けることが何より大切だと、身をもって学びました。


噛み癖と、破壊の日々

子犬のころのゴールデンレトリバーは、とにかく何でも口に入れます。

靴、クッション、リモコン、ティッシュ……気づいたら家中のものが噛み跡だらけになっていました。「これは想定外だった」と一番感じたのがこの時期です。特に困ったのは、大切にしていたものをやられてしまったとき。被害を最小限にするためにケージの中で管理する時間を増やし、かじっても安全なおもちゃをたくさん用意しました。

噛み癖は「子犬の自然な行動」だとわかっていても、やっぱり大変なものは大変です。でも今となっては、そんな破壊的だった子が落ち着いた成犬になってくれたことが、感慨深いくらいです。

ちなみにゴールデンレトリバーは歯が生え替わる生後4〜6ヶ月ごろに特に噛みたがる時期があります。そこを乗り越えると、ぐっと落ち着いてくるので、あともう少し、と思って過ごしてみてください。


驚いたこと:覚えの早さ

大変なことばかり書きましたが、ゴールデンレトリバーの魅力はその賢さにあります。

「おすわり」「まて」「ふせ」といった基本的なコマンドを教えてみると、驚くほど早く覚えてくれました。ご褒美のおやつを見せながら、毎日少しずつ繰り返す。そうしていくうちに、ある日急に「できた!」という瞬間が来るんです。

その瞬間の嬉しさは、今でも忘れられません。「ちゃんと通じてる」という感覚が、犬との信頼関係の第一歩なんだと思います。

しつけの時間は、私にとって「大変な作業」というより、一緒に何かを作り上げていく楽しい時間になっていきました。


ワクチン前の楽しみといえば、家での遊び

ワクチンが終わるまでの間、外には出られません。でも、家の中でも十分に遊べます。

引っ張りっこのおもちゃ、ボールを転がして追いかけさせる遊び、隠したおやつを探させるゲーム。ゴールデンレトリバーは本当に遊ぶことが大好きで、全力でじゃれてくる姿がとにかくかわいかったです。

疲れ知らずで遊んでくるので、こちらが先にへばるほどでしたが(笑)、それが毎日の楽しみでもありました。その全力さが、ゴールデンレトリバーという犬種の魅力のひとつだと思っています。


これからゴールデンレトリバーを迎える方へ

ワクチン前のこの時期は、正直言ってしんどいこともたくさんあります。トイレを失敗するたびに掃除して、噛まれたものを片付けて、眠れない夜もある。

でも同時に、こんなに愛おしい時間はほかにありません。

大変さと楽しさが、ほとんど同時にやってくる。それがゴールデンレトリバーとの最初の1ヶ月だと思います。大変なことが続いているとしたら、それはちゃんと向き合えている証拠。焦らず、一緒に過ごす時間を積み重ねていってください。

6年経った今、あの頃の大変だった日々が、一番愛しい記憶になっています。

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